地雷は数千の人々を傷つけ、結核は数百万もの人々を死に至らしめます。 バートは、ペットとして飼っていたアフリカオニネズミの嗅覚能力が、地雷や病気を嗅ぎ分けるのに応用できることに気づき、学友のクリストフ・コックスとともにAPOPOを設立しました。「ヒーローラット」は、体こそ小さいですが、たくさんの人命を救うことができるのです。
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バート・ウィートジェンス
バート・ウィートジェンスは有名な社会起業家であり、またアントワープ大学製品デザインの修士号取得者で禅僧でもあります。 1997年、アフリカオニネズミの検出能力に気づいてネズミに訓練を施し、災害と病気から人命を救うAPOPOを学友のクリストフ・コックスと設立しました。ASHOKAフェローおよび世界経済フォーラムのシュワブフェローに選出され、2009年スコール社会起業家賞を受賞しました。また、ウェルビーイングプロジェクトにも参加し、パーマカルチャー/ウェルビーイング施設であるラグランテーレを共同設立しました。
APOPO
APOPOは、匂いの検出技術を研究、開発、実装して世界的な人道問題を解決しようとする、非営利団体です。クリストフ・コックスはCEOであり、バートの同級生であり、一緒にAPOPOを立ち上げました。APOPOのネズミは現在、世界中で地雷を発見し、結核を嗅ぎ分けています。ネズミは、クリッカートレーニング(ガチッと言う音のする道具を使って行う動物のトレーニング方法)で、爆発物や結核を発見したときに、ご褒美としておいしい食べ物が与えられる訓練をしています。ネズミはとても軽いので実際に地雷を爆発させることはありませんし、厳しい動物福祉ガイドラインの下で保護されているため、虐待を受けることもありません。
APOPOは、アンゴラ、カンボジア、モザンビークで人道的な地雷対策プログラムを実施しており、ジンバブエでの実施を準備中です。タンザニア、モザンビーク、エチオピアでは結核の検出も行っています。APOPOのトレーニングと研究センターはタンザニアにあります。