【NEXTチェンジメーカーシリーズ:プロジェクト開始。学生4人がいざ津和野町へ】
ファウンディング・ベースの事業はウェンディ・コップの「ティーチ・フォー・アメリカ」をモデルにしています。
2010年には、アップルやgoogleをさしおいて全米の就職希望ランキングの1位になったNPOです。これはアメリカ国内にある一流大学の卒業生を貧困地域の学校へ2年間教師として赴任させるもので、プログラムを経た人材への評価の高さや、終了者を優遇する一流企業が多くあることでも注目されています。
社会全体に「ヒト・カネ・情報」を流通させることをミッションとして掲げるファウンディング・ベースも、こういった仕組みがあれば一流企業を目指す若い人たちが地方へ行くチャンスになるのではと考えたわけです。
学生ならば1~2年休学して得た経験を将来や就職活動に活かすこともできますし。
最初にプロジェクトに参加した学生は4人。彼らとの面談では「答えのない問いにもどれだけ喰らえつけるか、考えられるか、歯を食い縛れるか」という点がポイントでした。
本来なら1人だけのはずが、やる気のある優れた人材がいたため、急遽4人に増員してもらったという経緯もあります。
学生たちには地元の人とのコミュニケーションを目的に「観光マップの作成」という課題をひとつだけ与えました。こちらとしては「8,500人の町だから全員と友だちになれるでしょ」ぐらいのノリで(笑)。
それ以外は自らの力で、地域活性のためのアイデアと実践方法を編み出していくのみです。
とにかくすべてがチャレンジなので、万全な受け入れ体制とはいえない環境でしたけれど、4人はワクワクしながら楽しくてしょうがないという感じでエネルギッシュに活動してくれていました。
現在、その4人のうち2人はファウンディング・ベースの社員になりました。もう1人も今年の4月から津和野で事業を起こして月の半分は津和野で生活しています。
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